ひとり親セイカツ。

モラハラ夫・義理親との完全同居・別居生活を経て調停により離婚成立!

【実体験】「法テラス」無料弁護士相談を利用した話。モラハラとの離婚は厄介!

f:id:shiawase-heart:20191007142018j:plain

「法テラス」無料弁護士相談を利用してみた。

夫からのモラハラ、毎日の生活に疲れてもう限界・・・離婚したい。けど、具体的に話を進めるにはどうすればいいの?
 
 
スムーズに夫と離婚話を進めたいけど、子どもの親権、養育費、離婚後の生活費。考えれば考えるほど動けなくなっていませんか?
 
 
私の実体験から言えることですが、モラハラ夫との離婚は容易ではありません。モラハラ夫との離婚となると、泣き落とししてきたり、異常にすがり付いてきたり、通常の話し合いでは通用しません。
 
 
実際、私が離婚成立するまでモラハラ夫はネチネチ嫌がらせ攻撃を続けてきました。
 
 
私は「法テラス」という存在を知り、無料弁護士相談から実際に法テラス制度を利用して弁護士さんについてもらい離婚成立することができました。
 
 
離婚に迷いがあるあなた。まずは弁護士無料相談することをおすすめします。
 
ここからは私が法テラス無料弁護士相談をしたときの話になります。
 
 

法テラスって??

「借金」「離婚」「相続」・・・さまざまな法的トラブルを抱えてしまったとき、「だれに相談すればいいの?」、「どんな解決方法があるの?」と、わからないことも多いはず。こうした問題解決への「道案内」をするのが私たち「法テラス」の役目です。

全国の相談窓口が一つになっていないために情報にたどりつけない、経済的な理由で弁護士など法律の専門家に相談ができない、近くに専門家がいない、といったいろいろな問題があり、これまでの司法は使い勝手がよいとは言えないものでした。

そうした背景の中、刑事・民事を問わず、国民のみなさまがどこでも法的なトラブルの解決に必要な情報やサービスの提供を受けられるようにしようという構想のもと、総合法律支援法に基づき、平成18年4月10日に設立された法務省所管の公的な法人。それが、日本司法支援センター(通称:法テラス)です。  

かんたん解説「法テラス」|法テラス

 

法テラス電話相談窓口へ電話をかけてみた。

ホームページに記載されている電話番号にかけてみると、コールセンターにつながり女性の方が対応してくれました。(コールセンターでは弁護士は対応していません。)

 

法テラスサポートダイヤル 0570-078374(平日9時~21時 土曜9時~17時)

 

聞かれたことは何についての相談なのか?ということでした。

 

 

私の場合ですと、「別居生活中で生活費を入れてもらえていないこと」と「モラハラ夫との離婚について」の2点。

 

 

これまでの経緯を簡単に話し、生活費がもらえていないことを説明すると、結婚している以上は、婚姻費用(生活費)を分担する義務があります。」と回答がありました。

 
 
もう少し込み入った話の内容になると「弁護士ではないので詳細は弁護士との対面で無料相談をされては?」と案内され
 
 
そのまま住んでいる都道府県に設置されている法テラス事務所へ電話を繋いでくれました。
 
 
私の場合は収入が182,000円以下で2011年の東日本大震災ときの住所が震災対策地域に該当したため相談費用は無料で1回30分、最大3回まで相談できる。ということでした。 
 

住まいのある都道府県「法テラス事務所」での電話対応は?

法テラス事務所に電話が繋がると男性の方が電話に出ました。弁護士は男性、女性指定できずその日の担当弁護士が対応する。という説明をもらい早速予約を入れました。

法テラス 公式ホームページ

※各地域の法テラス事務所での相談予約情報は法テラスにも掲載されています。

 

法テラス事務所での実際の弁護士無料相談はどんなものだったか?

法テラス事務所の雰囲気は?
法テラス事務所での相談は平日しか行われていないので、仕事を早退して行くことにしました。はじめての弁護士相談だったので、建物に入る前からドキドキしていました。
 
事務所に着くと中は、普通のオフィスのような雰囲気でカウンター越しに職員が数名パソコンに向かって仕事をしていました。
 
声を掛けると、相談内容を書く紙を渡されました。書いた内容は、自分と相手方の名前、生年月日、住所、家族構成、職業、簡単な相談内容だったような気がします。(記憶が曖昧なところがあります。)
 
相談時間になり、個室に通されました。
 
担当してくれた弁護士は?
たまたま女性の弁護士さんでした。年齢は30代半ば(本人に伺っていません)くらいの方でした。
 
相談内容は?
相談時間が30分という短い時間だったので、事前にこれまでの経緯や聞きたいことをまとめた書類を作成して持参しました。まずは弁護士さんに書類に目を通してもらい全体の内容を把握してもらうことにしました。 

 

【相談1】

離婚するにあたり夫がモラハラ男なので、弁護士さんのこれまでの経験から離婚に向け今後どのような対応をとっていけば良いですか? 

 

【回答1】

別居期間2年半(相談当時)なので、婚姻関係が破たんしているということで別居期間3年くらいになるとひとつの区切りになりやすいです。
 
モラハラということで、モラハラされたときの記憶を思い出し書き綴っておくことや、日記を書いておくと良いです。裁判に発展したときに証拠になるため。)
 
家を出たときに、ご両親を交えて「別居の了解を得た」ということであれば「悪意の遺棄」に当たりません。
 
旦那さんが働かない、同居問題などのため精神的な影響が出てきてしまっていたということであれば「継続しがたい重大な事由」というのに該当します。
 
当人同士の協議が難しければ弁護士を立てた方が話がしやすいのではないでしょうか。  

 

【相談2】

生活費がもらえていないのです。それに夫がモラハラぎみなので、「前に生活費がしばらく払えないけど協力してくれるって言ったよな!」と言ってくることが目に見えてるのですが・・・。
  

【回答2】

夫婦は婚姻費用(生活費)を支払う義務があります。妻と子どもへ自分と同等の生活をさえる必要があります。
 
婚姻費用の分担請求を申立てることで、生活費を確保することができます。
  

【相談3】

離婚となった場合、子どもの親権は相手方に取られませんか?

  

【回答3】

別居時にお子さんを連れて、現在働いていて保育園に通って生活されていますし、通常よっぽどのことがない限りはお母さんの方が親権取れることが多いです。
 
家を出るときに、お子さんを置いて出て行ってしまうとそれは難しくなりますが・・・。
  

【相談4】

養育費はどのくらい貰えるものですか?
  

【回答4】

離婚後も関わるのが嫌だから貰わないという人もいますが、養育費は子どもの権利です。離婚後子どもの代理人として、養育費の申立てすることもできます。
 
協議で決めることができれば、双方が同意した金額になりますが、それでも決まらない場合は算定表というものがあり、それがおおよその基準となり、双方の収入によって金額が決められる場合もあります。
 
 

「法テラス」無料相談を受けてみて

30分間の無料相談はあっとう間に終わってしまいました。法律について大まかな概要をつかむことはできましたが自分で事前に離婚サイトなどで調べたこととほぼ同じような回答でした。
 
たまたまでしたが女性弁護士だったので、リラックスして話をすることができました。
 
事前に簡単な経緯や質問事項をまとめたものを持っていくと、法律や制度など掘り下げた話を聞くこともできるので、事前準備をしっかりしていくことをおススメします。
 
 
離婚したいけど、今後どうしていいか迷っている方。まずは相談してみることで今後の人生がひらけるかもしれません。
 
 
私も行動したことにより、自分の人生を自分で切り拓くことができました。人生を変えるには少しの勇気が必要です。
 
 
進んだ先には明るい未来が待っていますよ。